簡単に折れない心を作るためには自己肯定感を上げることが大切と言いました。
自己肯定感を上げる方法の一つに「成功体験」をするという方法があります。
成功体験とは、どのようなことでもいいのでやり遂げることで自分に自信を持てるようになる経験です。
ですが、折れやすい心の方はこの成功体験が少ない傾向にあります。
なぜでしょうか?
その原因の一つに「自分に厳しすぎる」ということが挙げられます。
完璧主義者の特徴とは
- 手を抜いたりすることは許されないと感じる
- 1日でもサボるとやる気がなくなることがある
- 完全にやり遂げないと成功とはいえない
もし貴方の中で何か行動を起こすとき、このような感情が強いのであればあなたは完璧主義者タイプです。
完璧主義なのに、なかなか成功体験がない、最後までやり遂げられない自分に不満を感じていませんか?
貴方が成功体験を経験できないのは、自分の中できっちり引きすぎたルールが厳しすぎるからなのです。
まずはその完璧主義から、少しルールを緩めてみませんか?
自分に厳しすぎる完璧主義者ほど心が折れやすい
完璧主義者の多くは、成功体験を体験するための「とりあえずやり遂げる」ということができません。
ダイエットにしろ、勉強にしろ「毎日3時間運動、勉強をする!」と目標を掲げて行動に起こしますが、たった1日でもサボってしまうと「もういいや」と投げてしまうのです。
それは完璧にできないのであれば意味がないという、完璧主義の心がそうさせてしまうのです。
一方で自分に厳し過ぎない人は1日サボったとしても「また明日やろう」と継続することができます。その結果、休みながらでもゆるゆるとダイエットなり勉強なりで成果をだし「成功体験」を体験します。
そして「自分はやれるんだ」という自信を持つようになるのです。一方で完璧主義者の方はこれができません。だから成功体験のない自分に対して「俺、私は何をやってもだめ」だとか「また失敗した」「また挫折した」というようにマイナスの面だけしか見れないのです。
そして自己肯定感が育たなくなるのです。
まずは何をしても100点満点を目指さなくてはいけないという完璧主義ではなく、自分を許すことを決めてください。
8割、7割の成功でも続ければそれは成功なのです。まずは自分に甘く、厳格な完璧な行動ではなくても成功体験が積めることを知ってください。